2007年12月26日水曜日
日本での休暇
今月12月の5日から18日まで、弟の結婚式に出席するために日本に休暇でかえっていました。今回の帰国を利用して、中学・高校や大学、大学院、以前の会社の友人らと久ぶりに会いました。また、東ティモール時代の上司である長谷川祐弘氏のゼミで、シエラ・レオネの話もしてきました。ちょっとそのことについて書いてみます。
法政大学の2-3年生が中心となった国際機構のクラスで、2-30人の生徒がいました。ICUや早稲田大学院からの学生も来ていました。余談ですが、先日、東大・京大・慶大・早大の提携が報道されていましたが、私の学生時代とは変わったものですね。やはり国立大学法人制度の導入や、少子化、海外の大学との競争が激化しているからでしょうか。
さて、ゼミですが、シエラ・レオネと言っても、Blood Diamondの映画のイメージが日本では強く、すぐダイヤモンドの話になりがちです。今回は、このような偏ったイメージを払拭するためにも、シエラ・レオネの簡単な歴史、政府の開発戦略、国連の支援戦略などの大きな話とともに具体的な国連の活動のイメージが湧くように、地元も魚屋(といっても数人の女性が浜辺で売っているだけですが、、)さんの話から、ドナーに頼りすぎの財政事情(国家の財源の55%がODA)、ガバナンスの分野のUNDPのプロジェクト例なども織り交ぜて話をしてみました。
90分のゼミで‘講義’を1時間ほど、ディスカッションを30分ほどということでしたが、私がかなり時間をオーバーしてしまい、あまりディスカッションの時間がありませんでした、、、。
ゼミの後には、学生からのフィードバックをいただきました。読んでみると、具体的な話を一番面白がってくれたようです。この学生の中から、将来一緒に仕事をする人が出てきてくれるといいですね。
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