2009年2月22日日曜日

ダイアモンドが採れる街 パート2

前回の続き。

大統領が、「開かれた政府」プロジェクトのコノ県訪問の一環で行ったもう一つは、南アフリカのダイアモンド発掘会社 Koidu Holdingと住民の対話促進。


この会社はコノ県で採掘活動を拡大しているが。その過程で新しい採掘現場に住む人たちを移動させる必要が出てきた。話し合いの中で再定住地が決まり、電気や水道施設などを導入することなども合意したという。しかし実際に、家を建て、住民が移り住んでも、電気や水が通らず住民の不満が高まり、その結果去年の12月に大きなデモを起こした。その対応をした警察官が誤って発砲し、住民の2人が死亡した。事を重視した政府は、法務大臣を座長としたグループを発足させ、この件に関する勧告書を出させたがその実行には至っていない。その後住民と会社の膠着状態が進み、大統領自身が、開かれた政府プロェクトの一環で介入をする決定をした。

今後の動向に注目したい。

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