2008年1月10日木曜日

開発職と外交職

日本の政府援助機関の副総裁がシエラレオネにいらしています。国連大使など外務省での重用なポストをへて現在の仕事を最近からはじめられたそうです。昨晩国連機関と主要ドナーの代表者を招いたディナーに行ってきました(私のボスは皆まだ休暇中なので)。

家の近くのカントリー・ロッジというホテル内のレストランで7時からということでしたが、ちょっと遅れて7時半ごろに到着するともうほとんど集まっており、みなワインを片手に談笑しておりました。その後すぐに、席について食事をはじめましたが、副総裁がはじめの挨拶。非常にスピーチに慣れている(当たり前か)。

そして、皆そろそろワインがまわってきたところで、もう一度スピーチ、とおもいきや、歌を歌いだしました。シエラレオネにちなんだ替え唄など合計3曲。なかなか反応がいい。ある国の代表ものって一曲。非常に皆もなごんで、たのしく食事が終わりました。

なめらかなスピーチを含め、これは‘宴会芸’を超えた‘外交スキル’でしょう。こういったスキルは是非学ばなければ。開発援助の世界は、国際外交との接点がすごく大きいですが、開発業界でこれほどスムーズにゲストをウェルカム出来る人は、数える位しかあっていないような気がします。そういえば、東ティモールにいた時にも、ある友人のパーティーで、ある国の大使がいきなり演奏していたバンドにリクエストをして、テトゥン語(東ティモールの言葉)でティモールの歌を歌い大盛況だったことも思い出しました。

外交職と開発職の違いなのでしょうか。それとも個人の力量なのでしょうか。まだまだ学ぶことが多い、、、。

0 件のコメント: