偶然にもお隣さんのイタリア人の夫婦(イタリアのNGOに勤務)も、アパートの大家のレバノン人家族もビーチに来ていました。そう、シエラレオネにはあまり娯楽がありません、、、。
しばらくビーチでくつろいだ後は、そこから車で10分ほどのこれもビーチ沿いに位置する、シーフードがおいしいイタリアンレストラン、フランコでロブスターに舌鼓をうった。イタリア人経営の店でなかなかおいしい。
楽しい週末をすごした。やはりたまには外にでてリフレッシュしなければ。
西アフリカ、シエラレオネでの仕事と日常
今回は少しかるめのテーマ、シエラレオネでの生活について書いてみます。去年の4月から住んでいるところは、ヒル・ステーションといて、フリータウンの中でも丘の上にあり、EUやアメリカ大使館がある地域です。標高が高いため、町中に比べると気温が数度低く、比較的過ごしやすい場所でもあります。
8時ちょうどにオフィスの運転手、ヘンリーが家まで迎えにきてくれます。8時20分ごろにオフィスに到着。ミーティングをしたり、メールを返したりしている間にあっという間にお昼になります。
午後も知らないうちに時間が過ぎ、7時ごろにはヘンリーに家に送ってもらいます。家につくと、たいていエバが晩御飯の準備をしております。よく食べるメニューは、魚料理(ビーチ沿いで、鯛、バラクーダ、ロブスター、海老などの新鮮な魚介類が手に入る)。牛肉や豚肉などは海外からの輸入がほとんどで、あまり新鮮ではないのでほとんど食べません。とはいえ先日はとても肉が食べたくなったので、ニュージーランドから輸入されたロースト・ラムを食べましたが、、。ほとんど毎食料理が残るので、セキュリティーとソーリーにおすそ分けをする習慣になってます。大体遅くても12時ごろまでには寝ます。
週末は、ビーチに行く人も多いのですが、数回いくと私はもう飽きてしまいました。結局することといえば、家で仕事を数時間して、愛車Rav4(ギニア人経営の中古車屋で80万円位で購入)で、国連の免税店とでもいうのか、PXという店に行って次週の食糧とワインを買いだめする位でしょうか。あとは運動不足解消のため、夕方頃には近くのホテル、カントリーロッジのジムで汗を流します。
あまりよくわかりませんが(実際この定義をめぐって今でもいろいろな議論が起こっています)個人的な理解では、中長期的開発援助のいいところ(持続可能性)を人道支援が行われている間から活かして中長期的な要素をもった活動を開始し、かつ中長期的計画をたてて、人道支援が終わる前から持続的な支援へのギアに変換しましょうということでしょうか。Early とついているからには、ただの復旧とは差別をつけたいようです。紛争や災害後の18か月を目安に初期とそうでない復旧を区別しようとしているようです。
ではUNDPが具体的に何をするのか?これについてワークショップではさんざん議論をしましたが、今のところ以下のようなことをすべきだということに落ち着いています。
さて、このリストをざっと見て考えてみてほしいのですが、この‘初期の復旧’とは新しい概念としての意義がどれほどあるのでしょうか。Reconstruction, recovery, rehabilitation, peacebuilding などなど昨今多くの概念が生まれています。新しい概念を作るのもいいですが、この辺で関係のある既存の概念を整理する必要があるのかもしれませんね。どうでしょうか、、、?
といったことを教えています。
各モジュールで、コースワークがあり(現実に自分が関係した交渉の例を挙げながら3つの質問に答える)2人のインストラクターが、20人ほどの受講者を担当し、コースワークの採点をし、コメントを返してくれるという非常にシンプルなもの。コースワーク自体は実は結構大変で、私も毎週末3-4時間を割いてコースワークを消化していました。ついに先週全コースを終え、最終試験もパスし、晴れて交渉スキルコースの修了証をもらうことになっています。
修了証はいいけれど、いったい何を学んだのだろうかと少し考えてみました。結論は、この概念を今後の実際の交渉で実行してみて、自分の体で学んだことを消化するまでは学習は終わっていないということ。つまり、上にあげた内容は、必ずしも‘うーん、目からうろこが落ちた!’というほどのものではないですが、実際の交渉で意識的にこれらの概念を実行することが一番難しい点でしょう。このようなことを考えていると、次のことを思い出しました。
私は若かりし頃、民間のあるコンサルティング会社で働いていたことがありますが、入社した直後のトレーニングで、様々な‘問題解決法’なるものを教え込まれたわけです。どんなことを教えられるかというと、

14の県で最もリスクがある4つの県をハイリスク県、次の5つをミディアム・リスク、最後の5つをロー・リスクと分類し、それぞれ異なった対策を施そうというもの。国家エイズ事務局もこの案に結構乗り気になっており、次はメソドロジーを精査して実際にインデックスを計算してみることになっています。同時に、似たようなことをどこかの国で行ったかどうかを調査してみようと思っています。
アプローチ的には、経済指標で計っていた‘開発’の概念を、UNDPが保健・教育の視点を組み合わせ、人間開発指数として定義し直したり、企業のパフォーマンスを、従来利益やRoIで計っていたのを、バランス・スコアカードなどが教育への投資、内部プロセスの効率性、顧客の満足度を加えてより包括的にとらえなおしたことに通じるものがあると勝手に考えております。援助の効率性(Aid Effectiveness) の議論は、ローマ、パリ宣言以来深化しています。今回は援助の効率性と平和構築との接点について簡単に見てみます。 OECDでも‘脆弱国家’における援助の効率性というテーマで研究を行っています。
結論的にいえば、援助の効率性の議論は、平和構築を行っている国で非常に重要だということ。それはなぜかというと、
シエラレオネでも、これらの問題が顕著に表れており、さらに、世界的な傾向である‘新興ドナー’(中国やナイジェリアなどの今まで開発援助では大きなプレーヤーではなかった国々で、OECDドナーの設立しようとするルールに必ずしもアラインしないことがある)の台頭もあり、援助を管理することが、結構大変なのです。
とはいえ、政府とドナー側も色々と手を打っているのも事実。11月にナイロビ行われた援助の効率性についてのUNDPのワークショップで、シエラレオネ政府が行ったプレゼンを読んでみてください。
平和構築といわれて思い浮かぶものは何でしょうか?おそらく、元兵士の社会統合'DDR'がまず思いつくのではないでしょうか。また、移行期の正義(とでも訳すのでしょうか)といわれる、真実和解委員会や、特別法廷、難民保護、警察や軍隊などの保安セクターの改革が挙げられるでしょう。本当にこれだけでしょうか、、?ちょっと定義をみてみましょう。
非常に漠然とした定義ですね。しかし、カギとなるのは、‘全て’とか‘過程’という言葉でしょうか。要は、最初に挙げたDDRなどの概念は平和構築の氷山の一角でしかないのです。平和構築とは、持続的開発を紛争後のコンテクストにもってきたものととらえるべきで、教育や保健、基本インフラ整備、ガバナンス、HIV・AIDS、環境保全、経済発展、雇用創出、といわれる所謂伝統的な‘開発’のコンポーネントなしには語れません。
図にするとこんな感じでしょうか