2008年2月9日土曜日

規模の拡大に伴う経営基盤強化の必要性

選挙支援と平和構築基金系のプロジェクトのため、オフィスのサイズが非常に大きくなった。2005年には$8.3ミリオンだった支出が、2006年には$12ミリオン、去年は$41ミリオンにもなった。3年間で5倍にも膨らんだことになる。

よって、スタッフの数も増え(必要人数には追い付いていないが、、)もっと大きいオフィスへの移転を計画している。ビーチ沿いのオフィスを見つけ、去年の半ばからデザインや、機関ごとのスペースの割り当てなどを話し合っているところだ。実は今年の初めにもう移転している予定だったが、いろいろな理由でかなり遅れている。事実、新しく加わったスタッフにスペースがもう足りなくなっており困っている。

そういった状況のなか、先日、上司がある大臣から電話を受けた。ビーチ沿いは、新政府の意向で観光用に開拓したいので、オフィスは立てないで欲しいということだった。しかし、このオフィス、ずっと前から確保し(実は安全上の理由で、別のオフィス候補をけってここに至ったという背景がある)いろいろな障害を乗り越えここまで至った。今から新しいところを探すとなると、今年中の移転は難しくなる。というわけで、この件はまだ政府と交渉が続いている。

ベンチャー会社が成功して、急激にオフィスが大きくなり、同時に、人事、オフィス管理、コミュニケーション、対外PRなど、経営上の基本を再定義しなおす必要に迫られた状況に似ている。我々も、採用し、組織構成、トレーニング、調達能力、財政資源の配分の見直しが必要となっている。ここは経営陣の能力が試されるところだ。できる限りのサポートをしたい、、、。

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