2008年3月2日日曜日

カサブランカ・モロッコ

フリータウンから飛んでいる飛行機は限られている。それでもロンドンとブリュッセルへ直行の便がありヨーロッパまではあまり時間がかからない。ケニア、ガーナへはケニア航空が通っている。もうひとつはモッロッコ航空でカサブランカまで3時間半の直行便がある(出発は夜中の3時半でかなりきついが)。

今回のエジプト出張で、色々なフライトを探したが、結局カサブランカ経由にした。一番都合のよい乗継便が満席だったため、カサブランカで一泊することになった。せっかくなので少し町に出てみた。

まず感じたのは、開発の度合。比較するのもなんだが、同じアフリカ大陸にあるとはいえ、シエラレオネとは大違いだ。道路は整備されており、高速道路もある。公共のバスも走っている。組織化されたPetit Taxiと呼ばれるタクシーもたくさん走っている。街中はノキア、IBMなど大手外国企業のオフィスが並ぶ。オフショア企業経営の学校も見かけた。フランス企業のコールセンターなどを請けおっているだろうか。この国の人件費が安いとも感じなかったが、、、。(ところでシエラレオネでイギリス企業などのオフショアリングができないのだろうか、、、タイムゾーンも近いし、、)




街角にはフランスの影響を受けたカフェが並んでいる。ヨーロッパ的な建物もあり、アラブ的な建物もあり面白いバランスだ。メッカの次で世界で2番目に大きいとされるとされる宗教建築のモスク、ハッサンIIを見た。壮大なスケールの建物で、900億円ほど建設にかかったそうだ。シエラレオネの国家予算の1.5倍程だ。この国にはそれ程経済的余裕があるということか。










モロッコの食事も食べてみた。モロッコ料理の評判は聞いていた。インドネシアにいたときもお気に入りのモロッコ料理レストランがあった。しかし驚いたのはモロッコワイン。今まで実は聞いたことがなかった。イスラム教の国なので、アルコール類なあまり期待していなかったが、これが結構いける。海外に輸出できるレベルだと思うが、なぜあまり見たことがないのだろうか、、、。 









それからモロッコのビールも飲んだ。カサブランカという銘柄のもので、これもおいしい。イギリスのニューカッスルエールのような味がする。

私自身、色々な国に行ったと思うが、アラブ圏はほとんど知らない。まだまだ勉強することが多い。

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