2008年4月4日金曜日

日本人名を持つシエラレオネ人

以前紹介したお手伝いさんの「ペムダ」はあまり仕事ができなかったので、実は数か月で辞めてもらった。その直後から知り合いの紹介で「ラマトゥ」というお手伝いさんに代わりに来てもらっている。よく気が利く働き者だ。

「ラマトゥ」が仕事を始めた時に彼女はすでに妊娠しており、その後去年の10月に4人目の子供を産んだ。男の子だ。さて、彼女はこの男の子になんという名前をつけたでしょうか。

答えは「トシヒロ」。そう、何と私の名前をつけたのだ。聞いた時にはびっくりしたが、親しみを持ってくれているということなのだろうか。苗字は「マセライ」なので、このシエラレオネ人の赤ちゃんのフルネームは、「トシヒロ・マセライ」。出生証明にもそう書いてあるのをこの目で見た。純シエラレオネ人で日本人の名前を持つのは、彼だけではないだろうか。。。

そして、この「ラマトゥ」は家に来る時、たまにこの「トシ」を連れてくる。「Toshi is here today」とか言うので、最初は何を言っているのかわからなかったが、、、。彼の話をする時にも、当然だが「トシ、トシ」というので、変な感じがする。

名前が自分と同じだと、面白いことに親近感まで湧いてくる。彼が病気になった時などには、「うーん、それはすぐに病院につれていかねば」と言い、病院代をラマトゥに渡すことになる。デジカメで写真も撮ってカラープリントをしてあげたりもする。ついには、うちの母親までが「このトシヒロはかしこそう」とかいう始末で、手に負えない。

Yes! - 50 secrets from the science of persuasionというしばらく前に読んだ本では、名前の近い人に親近感を感じることを科学的に証明するデータが引用されている。あるアンケートを郵送で一般家庭に送るのだが、普通なら回答率が30%と低いのに対し、宛名と差出人の名前を近くすると(たとえば、Robert Greerさんに対して、 Bob Gregarを差出人とする)、回答率が56%にも上がったという。名前というのは面白い。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なにかの巡り合わせでお会いした方に、自分の名前を何らかの形で共有してもらうというのは、あまりないことで、嬉しいですね。

Toshihiroくんは、大人になったら、何になるのでしょうか。きっと、そのときの世の情勢は、今の取組の蓄積が現れるのでしょうね。

今の自分の興味を追うのもいいのですが、将来の世界のために、自分は何ができるかな~、と思わず真面目に考えてしまいました(・∀・)

中村俊裕 さんのコメント...

そうですね、彼はどういう人生を歩むのでしょうか、、、。これからも多分気になってしまうのでしょう、、、。